上手い絵が描ける様になると言う事は、一朝一夕とは行かない

実は日本人は総じて基本的に絵が上手い民族だと言われている様です。

その背景にあるのは、幼少の頃から上手い綺麗な絵を目にする機会が多くて、子供向けのアニメや漫画でも大人が見ても楽しめたり美しいと感じる絵柄や画質の作品がたくさん存在しているからだとも言われています。

なので、小さい頃からそれらの絵を真似したり模写したりしているうちに、自分の画力として定着していく人は少なくないのです。

好きだったアニメ作品を見ながらお気に入りのキャラの絵を真似して描いているうちに、それがいつの間にか自分の画力の方が超えて上手くなっていた?と言う事になるのです。

ただ、凄く絵の上手い人の場合は、その根底に才能もあるかも知れませんが、基本的には日々の努力が実を結んでいる事が多いので、上手い人が描いた絵を見て悔しい思いをしたり嫉妬をしたりしたことがあると言う人は、絵が上手い人に絵の上手くなる秘訣を訊くのではなく、今までどれくらい絵を練習して来たかを聞いた方が一番参考になると思うのです。

しかし、中には画伯と呼ばれる、絵の才能が全くと言っていいほど皆無な存在の人も居ます。

画伯は基本的に絵を描く人は少ないのですが、なかには絵を描く喜びに目覚めてしまって、自分で描いた絵に全く画力のカケラさえ見受けられない状態になっていたとしても、自分の目にはまるで模写したかのようにそっくりまたはオリジナリティあふれる高度な絵に見えてしまうのです。

実は絵が上手くない人の絵が下手になる原因がありまして、それは空間認識能力の欠如だと言われています。

この能力、当の本人に自覚症状が無いと言う特徴があるので、中学校や高校などの美術の授業の時に何かしらをモデルにして水彩画を描いたりしても、当の本人はよく出来た!と思って満足げになれるのですが、周囲の人が見た時には支離滅裂な破壊力満載の絵になっていることが多いのです。

著名な人で画伯状態の人を例に挙げると、アニメなどの声優をしている小林ゆうさんが正にこの画伯に当たります。

小林さんはいつも萌えるキャラを描いているつもりなんだそうですが、画像で見る限りは謎の生命体が血しぶきで真っ赤に染め上げられそうになってる様な酢プラッタを連想させるような絵柄をの絵をよく描いているので、それがある意味小林さんの持ち味であり画力なんだな~と実感することが出来るでしょう、

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