これからの季節、クリスマス会だの忘年会だの、年を越したら新年会だの~とお酒を飲む機会が増える時期に入って来ましたが、お酒を飲む量は程々にして欲しいですね。
特に飲み過ぎの人に多いのが、家路に向かう電車の中で、本来降りる駅を乗り過ごしてしまって終点まで行き、終電が無いのでそのまま終点の駅近くの店で朝まで時間を潰したり、歩きで帰れそうな範囲の場合は徒歩で自宅に向かったり~と、飲んで帰ってイイ気分?になれない結末が待っている事もあるのです。
出来れば、程々に正気を保った状態を維持して帰路について欲しいものですね。
で、そこそこお酒が飲める人なら忘年会などの飲み会も普通に楽しく過ごせると思うのですが、中には下戸と呼ばれるお酒を飲んでも身体の中で分解する速度の遅い人も居る事を、今のうちに認識しておきましょう。
彼等は総じてお酒を飲むと、少量でも凄い顔や耳が真っ赤になりますし、肝臓で速やかにアルコールを分解できない体質の人なので、おちょこ1杯程度の量のビールでもすぐベロベロに酔っ払ってしまう事が多いですね。
なので、これから色んな飲み会に連れて行きたい友人が何人か居ると言う人は、その中に下戸の人が居ないか予めチェックしておく必要があると思います。
そんな感じの下戸ですが、自分がアルコールに弱い人種だと認識しているにもかかわらず、何故かお酒を飲みたがる傾向にある気がします。
とある下戸の一家の話ですが、そこのお宅は最近20歳になった息子さん以外は全員下戸で、お父さんもお母さんもお爺ちゃんもお婆ちゃんも基本的には下戸なのに、何故か家では梅酒やサワーワインなどを常備していたりするのです。
息子さん曰く、一体誰がいつそんなにお酒を消費するんだ?と疑問に思いながら暮らしてきましたが、20歳になってお酒が解禁になった時に家族全員がそれぞれの好みのお酒で祝杯を挙げてくれたので、下戸の人でも酒は好きなんだな?と実感したそうです。
因みに息子さんだけは普通の体質と言うか、飲んだアルコールを速やかに分解できる肝臓をお持ちなので、他の家族の皆様とは違うペースでお酒を楽しんでいる様です。
基本的に下戸の人は、お酒を身体の中で糖質と水分に分解する速度が遅いと言うか、機能不全な状態になっているので、出来れば飲酒は控えて欲しい体質だと言えるのですが、そんな体質であるにも関わらず何故か下戸の人の多くがコソコソお酒を飲んでいる人が多い様なのです。
ただ、下戸の人でもお酒を飲んではいけないと言う訳では無いのですが、その体質の関係なのか下戸の人は血圧が上がりやすいと言う傾向もあるそうなので、血圧を気にしていると言う方で下戸の人はなるべく飲酒は控えた方が良さそうです。
と言う事で、これからの時期は飲みの席が増えると思いますが、下戸の同僚が居るとか上司が~先輩が~後輩が居ると言う人は、彼等が正気を保てなくなるほど飲まないか見てて欲しいところです。